一般公開2024

明日の日曜日(10:00~16:00)に、私の勤務する法人にて一般公開を行います。入場無料で弊所の研究員がたくさんのイベントを開催しますので是非いらしてください。イベントの内容を簡単にご紹介します。

【ラボツアー:コアは真ん丸?岩盤応力の測定方法】地下の岩石を掘削して採掘されたボーリングコアの変形を調べます。2階の実験室で行いますが、副理事長が毎日コツコツと作業してくださっていました。私もボーリングコアに興味があるので、参加したいくらいです。小学校高学年以上が参加でき、当日整理券を配布いたします。

【ショートレクチャー:能登半島地震現地調査報告】今年1月1日に発生した能登半島の被害状況の現地調査について、理事長と客員研究員が報告します。客員研究員の先生は何回も能登半島に足を運んでいますが、廃墟のようになっていて未来の東京のようだと嘆いていました。有意義な報告ができると思います。

【実演:ドローン飛行と3Dデータ作成実演】ドローンを飛ばして地形などの3Dデータを取得する手法を主査研究員が実演します。主査研究員とはよくお話しますが、現地調査にドローンを用いるようになって画期的に調査時間が短縮でき、足を踏み入れることのできないような斜面なども撮影できるようになったそうです。当日はアイフォンの方にはその場で撮影データを送りますし、アンドロイドの方にはプリントアウトしてお渡しします。

【展示:70周年記念】お陰様で設立70周年を迎えます。山形大学附属博物館共催により、アンモナイトの世界、ジオ鉄関連、世界のクリノコンパス、研究所の活動などを展示します。役職員用に記念のピンバッジを主任研究員が作成してくれました。地質学に立脚しようという決意の象徴であるアンモナイトと、建物(貴重なドイツ産赤色砂岩製)をシンボルとした2つのピンバッジで、当日私も着用します。

【体験学習:作って楽しむアンモナイトアクセサリー】主任研究員が本物のアンモナイト化石を用いて作成した型から樹脂でレプリカを作り、アクセサリーに仕上げます。私も受付や補助を担当させていただきますが、毎年大人気のイベントで事前申込となっており、もう満員御礼となっています。毎年、お子様が楽しそうに作成していて、こちらも嬉しくなります。

【体験学習:木の葉化石を探そう】先着順で本物の化石を削って木の葉の化石を探します。木の葉化石園さんが採掘所が崩れて大変なときに、弊所を優先して郵送してくださいました。完全に乾いて届かず、担当の研究員と私とで天日干しをして用意しました。きっと楽しいと思います。持ち帰り可で材料がなくなり次第終了ですので、お早めにどうぞ。

【体験学習:カードケースで地層を作ろう】カードケースとカラー砂で地層を作ります。客員研究員の先生とアルバイトの可愛い学生さんたちが一生懸命準備してくださいました。小学校高学年以上の方が参加でき、持ち帰り可です。こちらもなくなり次第終了ですので、お早めにどうぞ。

【体験学習:地震VR体験】VRで地震体験ができます。担当の客員研究員にお願いして体験させてもらいました。360℃、実際にはない部屋が映り、地震が来ると揺れます。ちょっとしたアトラクションでびっくりしました。お子様は喜ぶんじゃないかと思います。VRがなかなか作動せず、客員研究員が遅くまで残って頑張って設定していました。

【体験学習:お絵描きアンモナイト水槽】皆さんがいろいろなカラーペンで描いたアンモナイトやお魚がスクリーンの中を泳ぎ出します。特別研究員がスクリーンの設置や恐竜の模型を一人で頑張って吊るしていたので、お手伝いさせていただきました。観ているだけでも楽しい水槽です。恐竜の横には藝大学長や文化庁長官を歴任された宮田亮平氏作のイルカをモチーフとしたシュプリンゲンも設置されています。

私は研究員ではなく事務員ですので、入場券や皆さんに配布するパンフレット入りのクリアファイルの作成などの裏方業務を行っておりました。小さい研究所ですので、事故のないように100人までの入場制限をかけながら開催させていただきます。いろいろあって公私共に余裕がなく、アナウンスが直前になり申し訳ございません。弊所が所有している貴重な本物のアンモナイトの化石なども展示しますので、小さいお子さまや若い学生さんたちに是非来ていただきたいです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

この記事を書いた人 Wrote this article

TOP