皆さん、こんばんは。お元気でお過ごしですか?
リアル友達からもブログ観てるよと言ってもらえたり、面識がなくても、SNSからブログを知って観てますや、
投票行きますね、応援していますなどのDMをくださる方々がたくさんいらして、とても励みになっています。
SNSでは、若い方に展覧会やライブなどの趣味を持つ良さを少しでもわかってもらいたくて投稿を続けています。
私は本当にちっぽけな存在ですが、世の中に少しでも何かを伝えることができたら嬉しく思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
さて、最近の趣味の話をつらつらと。
・舞台【劇団四季ミュージカル/バック・トゥ・ザ・フューチャー】@劇団四季秋劇場(浜松町)
劇団四季の舞台は、ライオン・キング、リトル・マーメイド、アラジン、アナ雪などを観てきたのですが、
最近観ていなかったので、そろそろ行きたいなと思っていたら、大好きな映画であるバック・トゥ・ザ・フューチャーの
新作舞台があるということで、始まる前に早速チケットを買いました。
映画公開から40周年となる2025年に舞台化されたわけですが、舞台でどこまで再現できるのかが心配でした。
しかし、さすが劇団四季です。ライオン・キングの舞台装置でも感動しましたが、今回も素晴らしかったです。
映画の感動を全く損なっていませんし、よく舞台であそこまで表現できるものだと感動しました。
マーティー役の立崇なおとさんもとても良かったし、ドク役の阿久津陽一郎さんはやっぱり凄い人気でした。
ライオン・キングの主役のシンバ役や、アラジンのジーニー役など主要な役に今までもキャスティングされていて、
劇団四季になくてはならない方です。二人の過去での別れのシーンが名演で涙しました。
カーテンコールも7~8回ほど行われ、もちろん私もスタンディングオベイションしました。
また観に行きたい作品です。
・展覧会【藤田嗣治(ふじたつぐはる)~7つの情熱~展】@SOMPO美術館(新宿)
藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)は、日本生まれのフランスの画家・彫刻家です。
この藤田の芸術を7つの視点で紹介する展覧会です。
先日行ったうらわ美術館にも藤田のデッサンがたくさん展示してあって、
そろそろ藤田単独展にも行きたいなと思っていたら、最近いくつかの藤田展があることに気が付きました。
何かの記念年なのかな?と思って調べたら、藤田の生誕140周年記念でした。
今回も、藤田の描く女性の肌が、独特の柔らかいけどひんやりした色使いで、引き込まれました。
会場のSOMPO美術館にはゴッホのひまわりが常設展示されているので、この美術館に行く時は
最後に必ずひまわりを観てから帰ります。
ゴッホ展だと混んでいて、ここまで近くじっくりとひまわりを眺めることが難しいため、
ここのひまわりを観に来るだけでも価値があると思います。
・ライブ【UA(ウーア)30周年記念ライブ】@野音(日比谷野外大音楽堂)
デビュー当時から大好きなUAの30周年を記念したライブです。
UAは先日のフェスでも聴きましたが、前から単独ライブに行ったり、
AJICOというブランキーの浅井健一を中心としたUAボーカルのバンドのライブにも行ったりしています。
会場の野音は、老朽化で2025年9月末で壊されます。
UAも自分の30周年と、野音への思いとで、かなり熱が入っていました。
ライブの途中で客席の真ん中にUAが移動してみんなで歌って一体化したり、MCも感動的で良かったです。
昔、UAが初めてミュージックステーションに出た時に、司会のタモリさんが、
UAの声がとても気になっていたとコメントしていましたが、本当にUAの声は才能の塊だと思います。
UAの曲を知らない方でも、UAのライブは感動すると思います。
なので、UAの代表曲くらいしか知らない友人と一緒に行ったのですが、友人も喜んでくれて嬉しかったです。
・映画【国宝】@ユナイテッドシネマ
吉沢亮と横浜流星主演の映画です。大人気でSNSでも大ブレイクしていますね。
上映時間が3時間と長いのですが、展開が早いので、全く間延びせずあっという間に時間が経ちます。
歌舞伎を題材としているので、歌舞伎によく行く私には一抹の不安もありました。
結果として、個人的には歌舞伎を観たことのない方にも歌舞伎の美しさをよくわかってもらえるいい映画だと思います。
主役二人の鬼気迫る演技も素晴らしく、二人の代表作になるのは間違いないでしょう。
ただ、本物の歌舞伎は型で現すというかもっと表現が抑えめで、そのミニマルさが粋になるものなので、
そこは歌舞伎を映画でダイジェストで表現するには仕方ないとも思いました。
興味のある方は是非大スクリーンでの鑑賞をお勧めします。
・展覧会【第二回コレクション展】@ウエシマミュージアム(渋谷)
昨年渋谷にできたウエシマミュージアム(植島美術館)。
アンディ・ウォーホル、バンクシー、村上隆、草間彌生、奈良美智、ジェームズ・タレル、ゲルハルト・リヒターなど、
現代アート好きの方は一度は行ってみた方がいい美術館です。
地下1階から地上5階までの6フロアで構成され、日時指定チケットなので、混んでなくじっくり鑑賞できます。
体験型のアート展示も多く、香川県の直島などのアート島を手軽に追体験できる場所として穴場かと思います。
アートってよくわからないという方にも、一度にいろいろなアーティストの作品を観ることができるのでお勧めします。
入場時や各フロアを巡る際も、度々QRコードをかざす必要があるので、私はスクショしていきました。
また、飲み物の自動販売機もあるので、夏は助かります。とてもきれいな美術館です。
・写真展【開館30周年記念コレクション写真展/トランスフィジカル】@東京都写真美術館
都写美の総合開館30周年を記念する写真展で、コレクションから選りすぐったたくさんの国内外の有名なフォトグラファーの
写真や映像が展示されています。
私のお気に入りのフォトグラファーも数人展示されていて満足しました。
前にも観たことがあるのですが、
マリオ・ジャコメッリの「自分の顔を撫でる手もない」というモノクロの作品に、今の私は一番感銘を受けました。
神学生が輪になって手をつないで廻っている写真で、一見楽しそうな風景です。
しかし、神学生は近い将来神父さんになります。
神父さんになったら、自分よりも皆さんを支え助けていかなければならない立場となります。
自分を助けている暇(手)などなくなることをマリオは暗示しているのです。そう思って写真を眺めると複雑な心境になります。
最後、出口で、30周年記念で数枚の中から好きなカードを1枚プレゼントしてくださいますが、
もちろん「自分の顔を撫でる手もない」をいただきました。良い記念になりました。
・展覧会【ジャン=リュック・ゴダール/イメージの本について】@王城ビル(新宿)
昨日の土曜に代官山で女子ランチした後に、新宿に流れました。
本展は、ゴダール監督最後の長編作品であり、一世紀以上に渡る歴史、戦争、宗教、芸術などの変遷を振り返り、
過去の様々な映画や音楽、小説、アートの引用によってコラージュされた映画「イメージの本」(2018)を通じて、
映画の新しい鑑賞体験に出会える展覧会となっています。
会場の王城ビルは元キャバレーで、その猥雑さが香港のようで、会場自体がアートです。
アート展だけでなく、クラブとしても使われているので、音響も良かったです。
ゴダールの映画は過去に数本観ていて、「イメージの本」も当時観ていたので是非行きたい展覧会でした。
4フロアに大きな布がスクリーンとなってたくさんの映像と音楽が流れています。
それぞれのスクリーンが重なったりするのも、またイメージが膨らみ、刺激を受けました。
どんな展覧会でも何かを感じることがとても大切だと昔から思っていますが、今回も何かを受け取ってきました。
いくつになっても、何かを受け取る感受性だけはなくしたくないと思っています。
ここ最近はかいつまんでこんな感じです。
有楽町で女子会もんじゃをしたり、月島で女子会もんじゃをしたりもしています。
お陰様で元気に楽しく過ごしています。
これも皆さんの支えあってこそです。心から感謝しています。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
また明日も良い一日をお過ごしください!
おやすみなさい。