公益法人会計基準③

みなさん、こんばんは。

良い建国記念の日をお過ごしでしたか?

私は今日は調神社にお参りに行き、寝たきりの親戚のおばさまのお見舞いに行ってから雑貨屋さん巡りをしてきました。

調神社の清々しい気を浴び、おばさまも思ったよりもお元気だったし素敵な雑貨もたくさん発見できて、お陰様で良い祝日でした。

公益法人会計基準については、昨年の11/15日に①を、12/30日に②をアップしています。

そちらに詳しく経緯を載せていますが、609件のパブリックコメントへの回答もないままに、

昨年の12/20日に内閣府が改定を決定しています。

改定決定直前の12/18日に行われた「内閣府公益認定等委員会」主催の

「第73回公益法人の会計に関する研究会」においても、内部からも反対意見が出ているのに強行しています。

その議事録が今年の1/10日にアップされていますので、貼っておきます。

出席者と各発言をよくご確認ください。

P.18~19に、金子参与が’パブコメ(パブリックコメント)も多く頂いているので振り返りの期間を設けて欲しい’とか、

’検討不十分な部がいくつもある’とご指摘されています。

また、P.28~29に、片岡オブザーバーからも、’検討中のものは実行してから修正するのでは非常に非効率だ’と

指摘されており、’本日(12/18日)の研究会で会計基準を最終案として合意するのはやはり時期尚早である’とも

発言されています。

ですが、P.29にあるとおり、高山座長は、’意見を明後日まで反映すべく公益認定等委員会に上程したいので、

この案で決定したいと思います’と強引に締めくくってしまっています。恐ろしいことです。

決定時期ありきの研究会での議論なんて無意味としか思えません。

何故か直接リンクを貼れないようになっているので、すみませんがこちらから探してください。

令和7年1月14日付けの箇所になります。

国・都道府県公式公益法人行政総合情報サイト 公益法人information

異例の609件のパブコメが集まりましたが、それらへの回答も改定決定後の1/28日なんです。

貴重な国民の意見を馬鹿にしているとしか思えません。

私のパブコメは通し番号【会計基準2】のものですが、杓子定規な内閣府の考え方の回答をいただきました。

到底納得できる回答ではございません。パブコメと回答の一覧も貼っておきますね。

20250128_kekka.pdf

2月の会計士の辺士名先生のセミナーでは、もし3,000法人の反対意見が集まったら改定は中止されていたとのご見解でした。

全法人が改定内容をきちんと把握する前に、内閣府が裏で着々と改悪を進行させてきたんです。

改定内容と経緯を事前に皆が知っていたら、大多数の法人は猛反対していたはずです。

今からでも遅くありません。内閣府に皆で抗議しましょう。好き勝手にさせていてはいけません。

私は以前、株式会社の経理にも携わっていましたが、これが公益法人ではなく株式会社全体の会計の改定だったら、

大問題になって即刻中止になるか、国が責任を取らざるを得ないレベルの話です。

公益法人だけでなく、一般法人の方にも災難となっています。

いつもお手数おかけして申し訳ございませんが、この件を関係者の方にできるだけ周知拡散していただきたく、

よろしくお願い申し上げます。

この会計のことや、自分の職場の問題に対処しつつ、多くの友人知人と会食もしているので、

なかなかブログを更新できていなくてすみません。

次のブログでかいつまんで近況もご報告していきたいと思っています。

自分のことだけでなく、何故か日本では全く報道されない【USAID(米国国際開発庁)の解体問題】など、

世の中全般の重要な問題にも目を向けなければいけません。

いろいろな方が私のブログを読んでくださっているのは大変ありがたいことなのですが、

みなさん全員を平等に満足させることは不可能なのが心苦しい限りです。本当にごめんなさい。

明日は関東も春一番が吹くかもしれません。

冬のしんしんとした寒さがあるからこそ、春の暖かさがよくわかります。

どちらも大切ですよね。

みなさんがお健やかに晴れやかな春をお迎えくださいますように。

いつか一緒にお花見しましょう。おやすみなさい。

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