公益法人会計基準①

皆さん、こんばんは。

今日は私も勤めている公益法人に勤務されている方への周知ブログです。

内閣府が来年4月からの新公益法人制度開始に向けて、新しい「公益法人会計基準」及び「公益法人会計基準の運用指針」の制定を予定しています。

これらについて【11/13日~12/4日】にかけてパブリックコメント(区民意見募集制度)をやっと制定したそうです。

内閣府から周知のメールが来たのは11/14日でした。

大変短い期間の制定ですし、知らない方も多いと思います。気付かないままに大変な改定が行われようとしています。

是非、公益法人の皆さんに周知と拡散をお願いいたします。

新しい会計基準は、今の会計基準より前の古い会計基準に意味もなく戻すような改悪であり、有名な会計士の先生方も猛反対なさっています。

会計入力ソフトは総入れ替えになり、決算書の様式も大幅に変更となります。勘定科目毎の金額抽出も出来なくなり、予実績の管理にも支障が出ます。

実務担当者としては現状の会計基準のままで何ら問題ないですし、

何故ここまで多数の実務担当者に負担をかけてまで昔の会計基準に戻したいのか理解に苦しみます。

私たちも納得のいくような、社会にとって有益な改定でしたら多大な業務負担も甘受しますが、どう考えてもおかしいです。

何でも刷新することが良いわけではなく、現状のままで適正に運用されているのであれば、それを守っていくのが正しい道筋です。

改定することによって公益法人全体に利益があるようであれば賛成しますが、どう考えても改悪なので、改定は見送って欲しいと私は考えています。

昨日、以上のパブリックコメントを【内閣府公益認定等委員会事務局】に送信しました。

送信先はこちらになります → https://www.koeki-info.go.jp/regulation/kaisei.html

難しいことは意見しなくて反対だけのシンプルなコメントだけでも、100件集まれば内閣府も考慮せざるを得ません。

意味もなく皆さんの業務が膨大に増えてもいいのでしょうか?どこか特定のところが利益享受しているのではないでしょうか?

どうかよく考えてみてください。

また、公益法人には関係のない皆さんも、このような改悪が身近に起こっていないか、充分留意してください。

くれぐれもよろしくお願い申し上げます。

今日も読んでくださってありがとうございます。

良いウイークエンドをお過ごしくださいね。おやすみなさい。

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